テレビアニメでも絵本の世界でも映画でも・・・登場するプリンセスって本当に素敵だし、ドレスやティアラはきれいで女の子なら誰でも憧れた事があると思います。
当ブログで紹介している「ちいさなプリンセスソフィア」は普通の女の子がお母さんの再婚をきっかけに本物のプリンセスになるという夢のようなお話しです。
ソフィアを見ているとプリンセスは見た目の美しさだけでなく内面の美しさや強さも必要なんだと教えてもらえるようですよね。等身大。だけど一生懸命頑張るソフィアを思わず応援してしまいます。
さて、先日図書館で「のはらひめ」という絵本に出会いました。この内容がとても面白くて、娘はお気に入りで何度も読んで!とお願いされます。
この本にはお姫様になるための情報がいっぱいで、お姫様のバイブルと言っても過言ではないかもしれません。
大人も楽しく読めるお話しで、子どもの「もう一回!」に笑顔で応えられる貴重な本です。
プリンセスに憧れる女の子にぜひ読んでもらいたいと思いご紹介します。
のはらひめ
[ad#co-1]おひめさまになりたいと思っている女の子のところに、ある日「おひめさま城」からお迎えの馬車がやってきました。
さっそく、おひめさまになるためのお勉強がはじまりますが・・・
作者
中川千尋
・1958年生まれ
・東京芸術大学美術学部芸術学科卒業
・絵本作家、翻訳家
翻訳家として『ふしぎをのせたアリエル号』『おもちゃびじゅつかんでかくれんぼ』(徳間書店)『魔女のこねこゴブリーノ』(福音館書店)『せかいでいちばんつよい国』(光村教育図書)など多くの訳書を手がける一方、著書に『おえかきウォッチング 子どもの絵を10倍たのしむ方法』(理論社)、創作絵本や童話に『のはらひめ』『きょうりゅうのたまご』『たこのななちゃん』(徳間書店)、野間児童文芸賞を受賞した『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(偕成社)、日本絵本賞読者賞を受賞した『天使のかいかた』(理論社)、『おじいちゃんちでおとまり』(ポプラ社)などがある。
内容紹介
まりはお姫様が大好きな女の子。ある日「おひめさま城」からお迎えがやってきます。
なんと、そこで勉強して合格をもらえると立派なお姫様になれるというのです。
「お姫様になれるなら、どんなに辛くても頑張ります!」
まりは一生懸命お姫様の勉強に取り組みます。
お姫様の勉強と言っても、お作法だけじゃないんですよ。
言葉のお勉強に文化のお勉強・・・え?こんな事まで?!!と思うようなことも。
内容は多岐に渡ります。
お姫様って本当に大変。でもやっぱり素敵。
まりはどんなお姫様になるのかな。
推奨年齢
[ad#co-1]「のはらひめ」は絵本の中では文字数が多い方だと思います。字は大きくはありませんが、ふりがなもありますので幼稚園ぐらいのお子様や小学校低学年のお子様なら一人で読むことは可能だと思います。ただ敬語やお姫様の世界ならではの仰々しい言い回しなどもたくさんでてくるので、親が一緒に読んであげたりアドバイスしてあげた方がより楽しめると思います。
ちなみにうちの娘は5歳の幼稚園児ですが、何度か一緒に読んであげるとストーリーを覚えてしまい一人でも楽しく読んでいるようです。
まとめ(個人的な感想)
何気なく手に取った「のはらひめ」
普通の女の子がプリンセスになるために勉強するって「ちいさなプリンセスソフィア」と少し似ているような気がして興味を持ちました。
子どもに読んであげると娘だけでなく、息子まで気に入ってしまって毎日「読んで欲しい!」とリクエストされます(*^-^*)
プリンセスって一つの憧れの象徴だと思うのですが、私が子どもの頃に見てきた王子様に守られて、結婚してめでたしめでたし・・・というプリンセスと違って今は賢くて強い自立したプリンセスもどんどん登場していますよね。
この「のはらひめ」で、まりが目指すプリンセスも美しい所作だけでなく、賢くて、強い!そして本当に色々な事を学ぶんです。
色々なプリンセス見て目が肥えている現代のお嬢さんにもきっと気に入ってもらえる内容だと思います。
それにしても、まりは頑張り屋さんです。あの難しい勉強をクリアしてしまうのですから。
まりが希望したお姫様「のはらひめ」は最強だと思いました(*^-^*)
コメント