あらすじ以外の内容紹介や感想はネタバレも含めたものになっています。これから作品を見るのを楽しみにしている方は閲覧にご注意くださいね。
サーカスがやってきた
[ad#co-1]あらすじ
町にゴールデンウィング・サーカスがやって来ました。ジェームズたちはローランドにお願いして連れて行ってもらうことになりました。喜んだジェームズはソフィアたちの前でサーカスのボール投げをやって見せた。だがボールが思わぬ方向に飛び、出来たばかりの家族五人の肖像が描かれたステンドグラスを割ってしまう。ローランドがミランダのために作らせたものなのに、壊したとわかったらサーカスに連れて行ってもらえなくなってしまう!と慌てるジェームズ。姉弟3人で割れたステンドグラスを何とか隠そうとしますが・・・。
内容紹介(ネタバレ含む)
年に一度のお楽しみ。ゴールデンウィング・サーカスが町にやってきました。
ジェームズとアンバーは大喜び。
魔法のペンギン、歌う虎、ダンスを踊るユニコーン、妖精たちの綱渡り、猛獣使い、空を飛び回るドラゴン・・・
ソフィアはサーカスを一度も見たことがないので期待が膨らみます。
ローランドにサーカスを見せてもらえるよう頼みに行きました。
ちょうどその頃、お城では新しいステンドグラスが完成していました。家族五人の肖像が描かれたステンドグラスです。ローランドはミランダへのプレゼントにするつもりのようです。
サーカスに興奮して騒ぎすぎているジェームズに注意しつつもローランドはサーカスのチケットを手配してくれました。ソフィア達は大喜び!
ローランドがステンドグラスを見せるためにミランダを呼びに行きました。
まだ興奮しているジェームズは決まりを破って部屋でサーカスのボール遊びを見せてくれます。
ソフィアが注意するのを聞かず続けたジェームズは手が滑りステンドグラスの一部を割ってしまいました。
素直に謝った方がいいと言うソフィアに「ばれてしまったらサーカスに行けなくなる。」と隠したがるジェームズ。本当にサーカスに行きたくて仕方がないんですね。
渋々、ソフィアとアンバーは協力して何とか割れたステンドグラスを隠そうとします。
部屋にあった騎士の像をステンドグラスの前に置き割れた部分を隠そうとしますが、像が倒れてしまい、もっと酷くなってしまいました。
困ったソフィア達はセドリックに魔法で直してもらうように頼みに行きます。
その間にアンバーはローランドとミランダの足止めをしに行きました。
魔法使いのセドリックは今日もソフィアのペンダントを狙っていました。
魔法の薬にステッキを浸し「ペトゥーシ」と呪文を唱えると、狙ったものを手元に吸い寄せる事ができました。この魔法でソフィアのペンダントを奪うつもりなのです。
ステンドグラスの前にソフィア達を立たせて先ほどの呪文を唱えるセドリック。
しかしペンダントではなくステンドグラスに魔法がかかってしまいます。ステンドグラスは大きいので手元には寄せられず、代わりにセドリックがステンドグラスに張り付いてしまいました。
素直に謝った方がいいと言うソフィアですが、ジェームズはまだ諦めません。
セドリックの魔法の本を見て元に戻す魔法を唱えます。
セドリックがステンドグラスから解放され一瞬成功したかのように思えましたが、次の瞬間ステンドグラスは粉々になってしまいました。
タイミングの悪いことにそこへローランドとミランダがやってきました。
粉々になったステンドグラスを見て心を痛めます。
ジェームズをサーカスに行かせてあげたいソフィアは全部自分がやった事だと嘘をつきました。
ソフィアは留守番をすることになりました。
そこへベイリーウィックが訪ねてきました。ベイリーウィックはソフィアがやった訳ではないと気付いていました。
「嘘は嘘です。誰かを助けるためであっても。」とベイリーウィックに言われ、ソフィアは嘘をついてしまった事を反省します。
一方、サーカスを鑑賞しているジェームズとアンバーですがソフィアの事が気になって全然楽しめません。とうとうジェームズはローランドとミランダに自分がステンドグラスを壊したと告白します。
サーカスの途中ではありましたが、ローランド達は急いで城に帰りました。
そして子どもたち3人を集めてもう一度話をします。
隠すともっと困ったことになるということを学び、家族では隠し事をしないでなんでも正直に話すことを約束するのでした。
結局サーカスをしっかり見れなかった3人ですが、嬉しいサプライズがありました。
途中で帰ってしまった国王たちの事を気にしてサーカスの団長が訪ねてきてくれたのです。
目の前で見るゴールデン・ウィングのサーカスに感動するソフィアたち。
ドラゴンの花火、フェニックスにユニコーン・・・
「僕もやってみたいなぁ。」と目を輝かせるジェームズに
「お城の中ではやらないでね。」と釘を刺すソフィアでした。
hiromimiの感想
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今回の内容は子どもさんがいらっしゃる家庭ならどこでも起こりうる事ではないでしょうか。
何か物を壊した、失敗した。
普通でもなかなか言いにくい事なのに、今回はタイミング悪く年に一度のサーカスを見に行ける日。ステンドグラスを壊した事がばれてしまうとサーカスに行けなくなるからと、一生懸命隠そうとします。
子どもって失敗を知られたくないから隠そうとしたり、嘘をついたりしますよね。
今回ソフィアがついた嘘はジェームズの為についた嘘です。自分がステンドグラスを割ったと罪を被りました。
でもどんな理由があってもやはり嘘は嘘です。
ベイリーウィックに言われてソフィアもハツとしたんでしょうね。自分のしたことを反省していました。
ローランドとミランダが言った通りで「隠すともっと大変なことになる」し、嘘をつけば正当化するためにまた嘘を重ねなくてはいけなくなってしまったり・・・勇気が要りますが、悪いことをしてしまった時は素直に話すのが絶対にいいと思います。自分の為にもです。
また大人って「怒らないから言ってみなさい。」と言って、カミングアウトするとやっぱり怒るってパターンありますよね。もし子どもが素直に謝って反省している様子なら、必要以上に怒る必要はないと思います。(同じことを繰り返した時は怒りますが)
大人も言っていることが矛盾しないよう気を付けたいですね。
まとめ
・ゴールデン・ウィングのサーカスは年に一度。大人も子供も大興奮。
・新しく完成した家族5人の肖像が描かれたステンドグラス。ローランドからミランダへのプレゼントでした。
・誤ってステンドグラスを割ってしまったジェームズ。隠そうとすればするほど酷くなり最後は粉々になってしまいました。
・ステンドグラスを誤魔化す間、ローランドとミランダの足止めをすることになったアンバー。『大好きな両親に捧げる歌』を披露したり、ティアラコレクションを見せたり、新しく覚えたバレエのステップを見せたり・・・なんとヨーデルも披露しました。
・ちなみに『大好きな両親に捧げる歌』は少なくとも「その3」まではあるようです。
・ジェームズをサーカスに行かせてあげたい為に自分がステンドグラスを割ったと嘘をついたソフィア。ベイリーウィックに「嘘は嘘」と言われ反省する。
・何か問題が起きた時「隠すともっと困ったことになる。」「家族は隠し事をしないでなんでも正直に言わないとね。」と両親に言われソフィア達も自分たちの非を認め、なんでも正直に話すことを約束します。
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